井伊直虎のいいなずけ、亀之丞(直親)が、今川義元に命を狙われ井伊谷から逃れてくるのが
井伊氏(龍潭寺)と繋がりのあった松岡氏(松源寺)のもとでした。
というわけで、
長野に行ったついでに行かねば!と思っていた高森町へ。
歴史資料館で頂いたパンフレットによると
平安時代から続く豪族で、徳川家康により改易されるまでの約500年の間、市田(高森町)の地を支配していました。
松源寺は今は松岡城跡にあります。
亀之丞がいた時代はもっと山の上の方だったようです。
お寺にも直親ゆかりのものがあるそうなのですが、尋ねませんでした。
お寺だとちょっと尋ねにくいですね(._.)
松岡城の保存状態はかなり良いです!
新緑がきれいでした。
少し歩いただけなので、竪堀などみれていませんが、
堀も土塁もよく残っていました。
そしてとにかく眺望がいいです。
先に高森町歴史民俗資料館「時の駅」へ行きました。
知らずに行ったのですが、この地で日本最古の貨幣「富本銭」が出土していました。
日本では三ヶ所だけだそうで。
良い馬がたくさん飼育されており、東山道を通る人に重宝されていたようですね。
下伊那に古墳がたくさんあったことも知りませんでした。
松岡城の周辺も支城がたくさん。
手書きのパネルがすごいです。
開館当時(35年ほど前)からのものだそうです。
(撮影可でしたのでパシャリ)
井伊直親関連の展示も少しありました。
あまりに有名じゃないことも、小説が史実と思われてしまう典型な気がしますね。
本当はどうなのか分かりませんが、なんとなく筋ができてしまっている感がします。
「許嫁」であったというだけで
次郎法師と亀之丞が惹かれてたかもわかりませんし、
法師になったのが亀之丞と結婚出来なかったからだとかいうのは。うーん。
そう思うものなのかな。
というか、私がどうしても恋愛一辺倒にしたくないだけなのですが(;^ω^)
私がよく言う「本当はどうなのか分からない」「資料が乏しい」も
本当のところはわかりませんしね。ちゃんと調べた訳ではありませんので←
現地に行って適当におもいにふけるのが調度いい感じですね。
「本当のところはわからない」っていうのは、
私のは信条みたいなものです。
でも、大河ドラマとしては楽しみなことに変わりはありません!
小さいけれどよい町歴史資料館だったので
行く機会があればぜひ。
また来年に向けても企画展などやるのではないでしょうか。
高森町歴史民俗資料館
http://takamori-tokinoeki.com/