お隣の開山堂へ
臨済寺を開山した太源雪斎と大休宗休の木造があります。
大休宗休和尚
太源雪斎和尚
ちょっと恐い…
どうしても下から撮らせていただくしかなくて
見下されている感が…。
方丈へつづく廊下を歩きます。
後ろの庭園が見えてきました。
国の名勝に選ばれています。
岩肌にところどころ石垣がつまれていますね。
石仏なども点在してるのが不思議。
動物(?)もいます
そして方丈へあがります。
まずはご挨拶。
今川義元公と兄の氏輝公の木造です。
これが何年に誰によって作られたものなのか分かりません(勉強不足)
次の一般公開のときに聞いてみようとおもいます。
でも案外ここに修行に来てる若いお坊さんに聞いても
歴史のことは分からないようですが。
方丈には様々な貴重なものが展示してありました。
静岡県指定文化財
徳川家康公寄進の【千鳥図屏風】
もっと大きいですがちょっとだけ☆(ただ写真がなかっただけ;)
他の展覧会なんかでガラスケースの中に展示されていたりしますよね?
あと資料なんかでも、臨済寺所蔵とか。
こちらの展示物は全て写真OKとのこと。
ガラスケースもなく、目の前ほんとにすぐ近くで見ることができます。
もちろん大変貴重なものばかり!!
書簡もとにかくたくさんあります。
家康や義元の寄附状
いろんなの御判物
古文書や読めるようになりたいと強く思った瞬間です。
あぁ花押かっこいい!!
義元の陣中書簡に決めて、読めるようになるという目標はたてた!
が、全然わかりませんw地道に頑張るつもりです。
方丈の正面
二つの掛け軸の肖像は
太源雪斎と大休宗休です。
この後ろに数多くのご位牌があります。
義元の夫人・定恵院(信玄の姉)や、
家康が江戸に国替えしたあとの駿府城主・中村一氏 など
最後の間に…。
そして書斎(?)
階段を少しあがった所にある部屋です。
大変貴重なお宝があります…。
太源雪斎の袈裟が!
春日局使用…?
ちょっと狭苦しそうに並んでいてもったいないですね;
そしてここに、竹千代手習いの間が復元されています。
当時のものは武田信玄の駿河侵攻の際に消失してるので
これは江戸時代に復元されたものです。
駿府城の巽櫓でもこの復元が見れます☆
と、わたしはここで人質となった家康が雪斎に勉学を学んだのだと思っているのですが
隣の区、清水区興津にある清見寺にも手習いの間があるそうです。
清見寺にはまだ行ったことがありませんが
こちらも歴史の深いお寺で、国の史跡、名勝に指定されています。
さて、この部屋から狭い階段を上ると、茶室があります
広角レンズが欲しい…というかまず一眼ではない…。
小さな部屋が二つあり、奥が茶室ですね。
写真では見えませんが、たしかここから駿府城が見えました・・・。
人があまりいなければ、ここでゆっくり景色をみたいですね。