【本栖城】
山梨県南都留郡富士河口湖町本栖
縄張:連郭式山城(1056m)
築城:(戦国時代)
城主:(武田氏)
遺構:曲輪・掘切・石垣・竪堀・狼煙台
この日は、元ワンゲル部の友人Sさんと、
山梨の甘利山を目指すつもりで出発したのですが。
途中の城もお一ついかがってな具合で横道にそれていただこうとお願い。
暗くなったらまずい方を先にということで、本栖城から。溶岩の石塁がみたくて
こちらが登城口
上九一色中学の校門前。
この地図分かりやすいです←この地図をしっかり見ていなかった私に後々ハプニングが。
ルートは歩道のようにはなっていますが、樹海というのは
平らじゃないのですよね。なんかうねうねしてて、視界が泳いでしまう感じ。
あ、樹海でもコンパスは使えますよ☆自衛隊は樹海で訓練してるみたいだし。
石塁が見えて感動しながらも、先に山城へ。
10分も歩かないうちに山に突き当たります。
ここから登ります。看板あり。
すぐ横に道路の下をくぐる通路があります。
道路の反対側にも石塁などあるようですね。
時間がなくて行きませんでした。
なかなか急な斜面です。一気に上がります。
尾根に着くと開けますが尾根はそこまで広くないかな。
典型的な連格式で、曲輪→掘切→曲輪→掘切と続きます。
掘切
思いっきり断ち切った感じの掘切がいいですね。
岩をどうやってここまで。
崩れそうで怖い角度。
ぶれちゃったけど
竪堀
石垣も発見☆
本丸からの景色!!
富士山が見えない。頭だけほんのちょこっと
樹海に行きたいという想いが叶って嬉しい
本丸から見下ろす。
なんだか荒々しくかっこよい
狼煙台
もう行けなさそうだったのですが、ロープあったので友達おいて
ちょっと駆け足。
一人通れるだけの尾根。岩の上って感じで怖かった。
掘切一つ見つけたので引き返しました。
尾根をずっといくと、標高1257mの烏帽子岳山頂へ行けるようですね、たぶん。
さて、先ほども見つけた石塁を見ながら戻ろうと思いましたが、
同じルートで帰ってもあまり見れなさそうだったので、
降りてきた山の麓に沿って歩きました。
車一台通れるくらいの道。
あるある異様な石積みが!!
これが信玄築石なのか?よくわかっていないです。
苔が良い感じ!
でも、どんな風に使われていたのかさっぱり。
うねうねしてるし、
きれいに平地にしている区画もあるし。
今度はこの石塁だけをしっかりと見に行きたいな!目印テープもっていこ!
こんなんみつけた!
とかテンション高くなっていたのも つかの間。
「あれ?最初の道に合流するかと思っていたんだけど」
「合流しないよね・・・中学校も見えない」
という感じで。
迷ったというか、いちお道は歩いているんですが、
思った場所に着かないというのは不安がつのり
さらに時間は16時すぎ。森の中では薄暗いです。
道しるべはありましたが
「←本栖湖 精進湖→」・・・・
ここが樹海ということもあり、どんどん不安が募ったので
樹海で遭難とか洒落にならん。戻る
という判断で急いで山城の下り口まで戻りました。
そこは道路が目の前なので、
ぽっと藪から道路に脱出
車まで道路を歩きました。
あとから看板みたら、こんなルートだったみたい↓
夕方になり、甘利山に行けるわけもなく、友人Sには申し訳ない城攻めになりました。
真篠城でもかなり申し訳ないことをしたのですが
それはまた別の記事で・・・。
本栖湖眺めて、温泉入って帰りました
山梨大好き
おわり。
ラベル:城
【関連する記事】