2013年06月06日

宮城県C仙台城編

さて仙台城へは仙台駅からバスです!
ごめん仙台バスいっぱいあって分かりにくい!慣れれば便利なんだろうど。

【仙台城】
縄張:連郭式平山城
築城:1610(慶長15)年
城主:伊達政宗
遺構:空堀、門、石垣、土塁、曲輪、大手門脇櫓(復)

アクセス
JR東北本線・仙台駅よりバスで10分

広瀬川の石垣(遺構)を見つつ大橋を渡ります。
長沼、五色沼(三の堀)をみながら坂を登ります。
脇櫓(復)
wakiyagura.jpg
大手門は1945(昭和20)年の太平洋戦争で焼失しました。
幅20m、奥行き7m、高さ13mの大きさだったそうです。


大手から青葉山を上って行く道は結構きつい。
近世城郭といえど、川や渓谷、崖、尾根に囲われた天然の要害です。立地はばっちり。
そしてででーんと見えてきました。

本丸北面石垣
senisigaki.jpg
大きいです。綺麗に加工され、整列された隙間ない見事な石垣です。
発掘調査の結果、この現存石垣は1668(寛文8)年の地震後に四代藩主綱村が構築した石垣と判明したそうです。
この下に、政宗築城期の石垣T期と、1616(元和2)年の地震後に積み直された石垣U期が見つかっています。

時代の違う石垣って、昔の石垣の手前にまた積んでいくんだな。
時代によって角度が違うそうです。
石垣の技術も数年でどんどん強化されていっていますね。
最新技術だもんな〜。

そんなT期、U期の時代の石垣の登城路の石垣(古い登城ルートと考えられている)
沢門付近の石垣 野面積み
sennozura.jpg

左右に折れて敵の侵攻を妨げます。
そしてその先の
清水門跡 二階建ての門senisi.jpg

荒々しい自然石。

本丸にはお土産やさんや、お食事処もあり、城という雰囲気はほぼなかったです。
でも周囲には高い土塁が巡り、裏の駐車場からよく見えました。

埋門跡
大きな土塁がしっかり虎口の形になっています。
uzumemon.jpg

最後にコレだけは食べねばと。
ずんだもち。かわいいカップで食べやすい。
zunda.jpg


東日本大震災で、大手門北側土塀・石垣、本丸北西石垣他に大きな被害をだし
今も復旧作業がされています。
もちろん現代に生きる人への支援が一番先であるべきですが
きっと今でも仙台市民の誇りでもあるこの城が、
一日も早く堅固な姿を取り戻してくれる日を見守っています。

また必ず行きます。
瑞鳳殿にも行けていないですしね。


参考 
仙台城見聞館で頂いた資料
お城の地図帳(辰巳出版)

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posted by さら at 21:46| Comment(0) | 旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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