【葉梨神社】正面から写真がない(>_<)
樹齢千年超えてるだろう楠。立派です!
ここの平地が最初の神入寺跡と同じくらい。
ここから花倉城見えました!
どこの山だか必死に教えてもらう自分(;´д`)
ここからは舗装された道路を歩き、
「白藤の滝」へ
遺構発見の手がかりにもなったようです。
水量は少ないけれど
流れもない時もあるそうなのでまだよかった。
次は、今までの遺構を決定付けたという二つの支塁をみに!
しばらく山の中腹を横切るように道路を歩きますが
突然山の中へ!
「ショートカット」。
山を歩き尽くした方だからこそ出来るのですね。
ついていくのみ( ; ゜Д゜)
ひょいとでた尾根を少し下ると!
【入野支塁】
ひゃー堀切!
ここは府中街道(駿府〜掛川)だそうで
遮断系堀切。土橋もなし。
左右は自然地形の崖のようで両サイド落ちています。
この規模、10月に見た遍照光寺城の掘切と同じくらい。
もうひとつの堀はかなり埋まってしまっていますが土橋がみられました。
次はこの隣の尾根へ移動!
【村良支塁】
こちらは補給連絡路のため土橋もしっかり。
一騎駆け
麓の岡部氏館から桂島陣場へ情報伝達や物資の運搬などの役割のための通路だったそう。
入野支塁と同じくらいの高さで、
さらにここから花倉城も見えました!
さらに最初の神入寺跡ともそんなに標高が変わらなかった気がします。
帰りは行きなり最初の場所に着いたので驚きました。
どれもしっかりした遺構が見れて感動です!
これが今川側が恵探側への守りのために作ったと考えられる遺構ですよ!
残ってるんだもんな(/_;)何か感動です。
最初あそこ登ったんだよと聞いて一同びっくり!
はじめに聞いておかなくてよかった。
これらすべての遺構が、この場所に造られるべくして造られた遺構であり
「掘り切るならここ」
「駐屯するならここ」
というように、当時の人の考えが感じられるものでした。
城郭単体だけではなく、敵と味方の攻防戦を広い視野で感じるという点で、今回は特に勉強になりました。
最近古戦場歩きをしていなかったせいもあるのでしょうか。
なかなか地形を読みとくのは難しいですが
楽しいです。
当時の人は詳細な山の地図などなかったのだから全て歩いて覚えたんだろうな。
静岡の有名な山だけでもハイキングに行こうと決めました(^-^;
私のような趣味で城跡を訪れるものにも、このような機会があることを嬉しく思いました。
とても静かな葉梨の里が、
一時期はピリピリした戦場だったんだと感じることが出来てよかった。
またひとつ土地の歴史を知りました。
あまりにまとまりのない感想ですが
自分の記録として筆を走らせました。
一緒に行って下った方々、ありがとうございます!
周辺また散策してみたいと思います!