ずっと気になっていた
丸子城へ続く古道と、宇津ノ谷峠を歩きます!
城と街道は切っても切れない関係!
「城」が人の造った歴史的史跡であるのと同じように
「道」も、戦いに限らず、現代に続く史跡のひとつですよね。
百年前、二百年前、五百年前を生きた人たちが一歩一歩その足で歩いた道。
そんなまさに足跡を、同じように歩けるって、楽しいですよね(´∀`*)
当時も見ていた同じ景色を見るべく、歩くべく!
スタートです!
まずは前半、勧昌院坂ルート
10:00羽鳥中学校前バス停よりスタート
木枯らしの杜−牧ケ谷集落
10:45 勧昌院坂登り口
11:10 峠−山尾根登る(きつい)
11:50 313M(丸子城への尾根起点の少し手前)
12:30 丸子城
13:00 下山
【勧昌院坂】
丸子泉ヶ谷から牧ヶ谷へ通じる坂道。
古くから間道として利用され、駿河一国三十三観音霊場の「お遍路」
藁科川を渡り、当時大伽藍だった建穂寺(15番霊場)へ続く最短ルート。
うっそうとしていて暗い雰囲気はありましたが、
地元の中学生が書いたと思われる看板がいくつかあり楽しませて(?)くれます。
峠近くになるとこんな感じ!
崩れているようなところも多かったので、大昔はもっとしっかりした道があったかもしれませんね。
実際どこかまでははっきりわかりませんが、この峠道を歩いたのは確か(´ω`)
30分もせず峠到着。
本来はこのまま峠を下るつもりだったのですが、丸子城内へ入る尾根に行きたくて
変更させていただいちゃいました(>_<)
峠からの尾根がきついと聞いていましたが、ほんとにきつかったです(´д`)
休憩しながら登ります。
駿河峰ピーク手前の313Mをすぎ
丸子城へ向かう支尾根を下ります。
ちゃんと標示や目印テープがあって分かりやすかった!ありがとうございます!
最初は急な下り坂でしたが、途中からは緩やかで歩きやすくなりました。
そして・・・丸子城に近づくにつれて・・・
あらら!あららら!!
とテンションがあがります(*´ω`*)
これは人の手が入ってるでしょう!
というものが続々と。
尾根がけっこう広いです。
今まで歩いていた尾根には全くありませんでした。
縄張図のように書きおこして頂きたいような凸凹が…!
そして、いつもは城の麓から登る丸子城
の曲輪が見えました!
毎回迷いそうになっていた北曲輪下の堀切にぶち当たりました!
このルートを使ったかはわかりませんが
山中から丸子城に到達できるルートはあったはずです。
物見できる平場もあり、丸子城の大手口がよく見えました。駿河湾まで綺麗に。
まだ未訪ですが、勧昌院坂峠を東に登ると徳願寺山城があり、
下の街道へ出なくても、丸子城と繋がることができ、連絡、防衛ラインにもなります。
(大変そうだけど)
あとは、馬出や砲座の向き…このこともずっと気になっていたのですが
やはり北から(山から)の攻めに対する防御、見張りにかなり気を配っている気がします。
さらに駿河峰や大鑪山方面も歩いてみたいですね。
丸子城を下山すると吹雪いてきました!
静岡ではとても珍しく、雪が降ってきました!寒い!
このあとバスで宇津ノ谷峠へ移動!
もう一つ峠を越えます!(しかも3回)
さら渾身のイラスト(;´_ゝ`)
赤いルートを歩きました。